翌営業日（以下「t+1日」といいます。）の午前引けを想定して、前営業日（以下「t日」といいます。）にM_PRE_CLOSEを引け条件として発注する場合には、例えば以下のような設定で発注してください。

 

time_validity_n = 1282(GTD 2 days)
exch_order_type_n = 512(Trigger on session)
ext_t_state_c = 1(M_PRE_CLOSE)
order_type_c = 1(Limit)

 

なお、FAK注文はGTDまたはGTC注文でないことから、t日にM_PRE_CLOSEを引け条件として発注しても、当該注文はt+1日には引き継がれず、t日のJ-NET_ENDのTSSのタイミングで失効します。
したがって、t日において、t+1日の午前引けを条件とするFAK注文をあらかじめ発注することはできません。

 

time_validity_n = 0(FAK)
exch_order_type_n = 512(Trigger on session)
ext_t_state_c = 1(M_PRE_CLOSE)
order_type_c = 1(Limit)

 

また、TOCOM市場においては、M_PRE_CLOSEのTSSを持たないなど、発注した引け条件が発注する商品のタイムテーブルにない場合、その注文は有効ではありません。
発注する商品のタイムテーブル及び発注したい引け条件のTSSの有無については、「J-GATE3.0_接続仕様解説書_共通事項編_別表」の 「別表5.1（1）_タイムテーブルに係る各商品のカテゴリ分け」及び「別表5.1(2)_カテゴリ別タイムテーブル」」をご参照ください。